ホームインスペクションはお済みですか?住宅診断・検査で口コミ評判のいい東京の業者を比較して紹介しています!

ホームインスペクションを依頼する際に注意するべきポイントとは

公開日:2023/08/15  最終更新日:2023/05/16


中古住宅を売却したいと考えている人や、購入を検討している人だけではなく、マンションや注文住宅を購入したいと考えている人もホームインスペクションを実施しましょう。物件の現在の状況を客観的に報告してくれるのでメリットがあります。サービスを利用する流れと注意するべきポイントを紹介します。

ホームインスペクションのおすすめ実施タイミング

それぞれのおすすめ実施タイミングを紹介します。タイミングを逃さないようにしましょう。

中古住宅の買主の場合

物件の購入を申し込んだ後が良いタイミングでしょう。この際、売買契約を締結する前に調査を依頼するようにします。この際、物件の購入を申し込むのが大切です。ほかの人が購入してしまう可能性があるからです。

中古住宅の売主の場合

物件の売却を決めた直後に実施しましょう。中古物件の購入を希望する人は、ホームインスペクションを実施していない物件を購入するよりも、実施している物件を購入したいと思うからです。現在の物件の状態を証明できるので、購入希望者に誠実な印象を与えられます。

建売住宅や分譲マンションの買主の場合

中古住宅の買主の場合と同じく、物件の購入を申し込んだ後が良いタイミングでしょう。調査結果報告書の内容に満足できなかった場合は、購入をキャンセルするか補修してもらうようにします。

新築注文住宅の施主の場合

物件を建築している途中で何度か調査を依頼しましょう。物件が完成した後に調査を依頼するだけでは、その段階で欠陥が発見されても補修するのが難しい場合があるからです。特に、基礎の部分に欠陥が見つかった場合は、建物を取り壊さないといけません。

ホームインスペクションの大まかな流れ

サービス利用の流れを紹介します。サービスを利用するにあたり、書類の提出が求められる場合があるので忘れずに準備しましょう。

事業者に問い合わせ

事業者をサイトなどで検索して、複数の事業者に問い合わせます。予算の範囲内でサービス内容が充実している事業者にしましょう。複数の事業者に問い合わせることで、サービス内容や予算を比較できます。より自分の要望にマッチした事業者と出会えるので、時間をかけて検索しましょう。

概算の見積もりを立ててもらう

相場は4~7万円です。一戸建ては6~12万円となっていますが、床下や屋根裏も調査すると10万円以上の費用が発生することも珍しくありません。この際、丁寧な見積書を作成してくれる事業者は信頼できるので、サービスの利用を検討してください。

反対に、ホームインスペクション一式のように、どのサービスにいくらのお金が発生しているのか明らかにされていない場合は、詳細を教えてもらいましょう。

サービスを依頼する

サービスを利用するにあたり、必要な書類を準備する必要があります。一戸建ての場合は、平面図、立面図、基礎伏図などです。マンションの場合は、平面図、長期修繕計画表、過去の修繕履歴などです。必要な書類は事業者に確認すると教えてもらえるので、示された期日までに準備を進めましょう。

ホームインスペクションの実施

30坪の調査にかかる時間は、およそ3時間といわれています。建物外部、建物内部、床下や屋根裏の順番で調査するのが一般的です。調査中に建物の状態を事業者に質問しても回答してもらえますが、調査終了後に質問しても回答してくれるので安心してください。

調査結果報告書を受け取る

調査が終了してから数日後に、自宅に調査結果報告書が届きます。調査結果を受け取った後に料金を支払います。調査結果の内容で分からないところがあれば積極的に質問しましょう。

ホームインスペクションを依頼する際に注意するべきポイント

2つのポイントを紹介します。利害関係者ではなく、調査範囲を明確に示してくれる事業者がおすすめです。

どの事業者を選択するか

企業と利害関係のない事業者にサービスを依頼しましょう。不動産会社やリフォーム会社に所属している事業者では、利害関係があるのは明白です。第三者の立場で客観的に診断してくれる事業者を選択すると良いでしょう。

調査範囲をどこまでにするか

サービスを依頼するときに、どこまで事業者に調査してもらうのか考えておきましょう。多くの事業者では、建物本体のみ調査するようになっています。つまり、フェンスや塀などは調査対象外です。建物本体のみ調査すれば問題ないわけではなく、フェンスや塀が損傷していると、地震などが発生したときに倒れてしまうかもしれません。

それにより、人に危害を与えてしまうと大変なことになります。建物本体のみ調査してもらいたいのか、フェンスや塀も調査してもらいたいのか明らかにしておきましょう。

まとめ

中古住宅の場合は、実際に生活を送ってから住宅の不備が発見されることがあります。また、新築物件でも断熱材が十分に敷き詰められていないなどの不備が発見されることがあります。そのようなトラブルを未然に防げるのがホームインスペクションです。後悔したくない人は積極的に活用しましょう。この際、誠実な事業者を選定するだけではなく、調査範囲を明らかにすることも忘れないようにしましょう。分からないことは積極的に質問してください。

おすすめ関連記事

サイト内検索