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中古住宅のホームインスペクションはいつやる?受けるべきタイミングとは

公開日:2024/04/15  最終更新日:2024/01/10

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ホームインスペクションは多くの人に利用されており、その実績からも信頼性が高いといえます。ホームインスペクションを受けるのはさまざまなメリットがあるので、診断は早めに実施がおすすめです。今回は、ホームインスペクションのベストなタイミングについてご紹介します。

購入前に受けておこう

中古住宅を購入しようと検討している方にとって、第三者の住宅診断(ホームインスペクション)の依頼タイミングは、非常に重要です。

購入手続きや引き渡しの段階で、最適な時期がいつか疑問に思うことでしょう。この記事では、中古住宅のホームインスペクションのタイミングについて、詳しく説明します。

中古住宅の購入前(売買契約前)

中古住宅のホームインスペクションの実施が最もおすすめのタイミングは、購入・売買契約の前です。

売買契約の締結前に、住宅診断の結果を確認することで、建物に大きな瑕疵や補修が必要な箇所があるかどうかを把握できます。これにより、無駄なコストや手間を避け、購入判断に役立てられるでしょう。

購入申し込み前のホームインスペクション

売買契約前に住宅診断を受ける場合、購入申し込みを行う前か後かで悩むことがあるかもしれません。

購入申し込みは、物件を購入したいという意思表示を売主に伝える手続きですが、この手続きを行う前に住宅診断を行うべきかどうかは重要な問題です。購入申し込み前は、他の購入希望者に先を越される可能性があるため、早急に住宅診断を実施する必要があります。

迅速な対応が求められるため、信頼性のある住宅診断会社を早めに見つけることが大切です。

購入申し込み後のホームインスペクション

購入申し込みを済ませた後に住宅診断を行うことも、購入希望者にとって有益な選択です。

この方法を選ぶことで、購入の優先順位を保持しながら、診断結果を購入判断に活用できます。他の購入希望者に先を越される心配が少なくなりますが、絶対に心配がないわけではありません。

ただし、購入申し込み後に住宅診断を行う場合、売主が他の購入希望者に物件を売却してしまう可能性も考えられます。そのため、不動産仲介業者によく確認し、適切な手続きを行うことをおすすめします。

契約前&空き家になってからがおすすめ!

住宅購入の際、売買契約の締結後にホームインスペクションを依頼する人もいます。

その理由はさまざまですが、最近では「売主側がホームインスペクションをしていたので、買主側は契約後の診断でもよいと判断した」という声もあります。これは、売主が有利に売却するために先にホームインスペクションを実施している物件も増えているため、その影響が出ているようです。

なぜ契約前に実施すべきなのか

売主が実施しているのは、あくまで売るために行っているものです。

買主も契約前後で利用するケースは増えていますが、本来なら契約前の診断がよいとされています。なぜなら、売主が行っているのは簡易的なものがほとんどで、大事なことが調査されていなかったり、報告されていなかったりすることが非常に多いためです。

つまり、契約後に診断を待つことは、後から修復が必要な問題を発見するリスクを背負うことにつながります。そのため、後で買主が実施した診断結果と比較して、初めて売主側の診断が非常に簡易的なものであることがわかり、驚く人も少なくありません。

購入判断のためなら、買主は契約前に自分でホームインスペクションを行ってくれる業者を探して依頼する方がより確実でしょう。

空き家になってから診断するメリット

先述したとおり、売主の診断は、あくまで物件の魅力をアピールするために行われていることを理解すべきです。

住宅購入は人生で最も重要な投資のひとつです。契約前に診断を行うことで、価格交渉も有利に働くことがあります。問題点が発見された場合、価格交渉の材料として活用できます。これにより、より適切な価格で物件を購入できるかもしれません。

さらに、空き家の状態での診断で、より正確に診断ができます。そのため、中古住宅のホームインスペクションは、契約前&空き家がおすすめとされています。

引越し前と引越し後のどちらがよいか

売主がホームインスペクションの実施を拒否する場合、その物件に大きな瑕疵や劣化が存在する可能性が高いと判断してよいでしょう。

もし引渡し後に住み始めて問題が発覚しても、買主の責任扱いになり、結果的に損をすることになります。ホームインスペクションは必ず実施し、実施タイミングも重視すべきといえます。

引越し前がおすすめ

ホームインスペクションの最適なタイミングは、やはり引越し前です。

引越し後では、家具や家電、荷物でこれらの場所が隠れてしまい、問題を見逃す可能性が高まります。引渡し直後なら、人がまだ住んでいないため、家具や荷物がなく、隠れた問題の調査に適しています。壁や床、収納内など、隠れた箇所を調べるのに理想的な現場状況です。

売主の退去後

売主が退去した後に、家具などで隠れていた箇所の再調査を行うこともできます。

退去後がおすすめな理由は、引越し前の診断がおすすめな理由と同様、荷物がなく細かい場所まで診断できるからです。これから長く住むことを考えれば、多少の手間はかかれど、再調査を行うのは価値ある選択といえます。

まとめ

ホームインスペクションは失敗を避け、賢明な判断材料を手に入れるための鍵です。リスクを最小限に抑え、安心して新しい生活を始めたいなら、契約前に住宅診断を行うことが重要です。売主の診断だけに頼らず、購入前にホームインスペクションを実施して、独自に専門家の助けを借りて物件の実際の状態を把握し、損がないようにしましょう。

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