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ホームインスペクションにはいくらかかる?費用の相場について解説!

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/11/14


これから一戸建ての中古の家や中古マンションに住みたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。住宅診断をしてくれるホームインスペクションについて紹介します。家全体を調査してくれるので、欠陥がある住宅を選択してしまうリスクがありません。費用の相場を見ていきましょう。

ホームインスペクションの調査範囲

家全体が調査範囲ですが、ガスは調査範囲ではないことがほとんどです。

ホームインスペクションとは

住宅診断のことを指します。住宅の雨漏り、シロアリ被害、外壁の劣化などの状況を確認するのがホームインスペクターです。改修する場所、費用、時期までをアドバイスしてくれます。

種類

一次現状検査と二次現状検査があります。雨漏りや外壁の劣化などを目視で確認するのが一次現状検査です。目視では確認できない建物の内部を確認するのが二次現状検査です。一次現状検査は健康診断、二次現状検査は精密検査のようなものです。

調査範囲

家全体が調査範囲となります。ただし、一次現状検査では、屋根に上がって調査することはしません。また、水回り設備や電気の配線は調査範囲ですが、ガスは調査範囲ではないことがほとんどです。

基礎の調査内容

調査項目は、ひび割れ、欠け、仕上げの浮きや傾き、苔やカビが生えていないのかを確認します。調査方法は、目視、手で触る、打診棒で叩くなどがあります。

外壁の調査内容

調査項目は、ひび、塗装の剥がれ具合、カビや苔の様子などです。ひびは建物の劣化を示す重要な指標なので、ひびの長さや深さを測定します。調査方法は、目視、手で触る、打診棒で叩くなどがあります。

屋根の調査内容

調査項目は、屋根の破損、瓦の浮きやずれ、苔やシミがないか、雨樋の状態を確認します。調査方法は、ベランダからの目視と離れた場所から双眼鏡を使用して確認する2つの方法があります。

室内の調査内容

調査項目は、天井や床のシミ、ひび、カビ、傾き、破損です。また、ドアや引き戸の開閉具合も確認します。調査方法は、床の状態は床の上を歩いてたわみがないか確認します。ドアの引き戸は開閉することで確認します。そのほかは、目視、機材を使用した確認となります。

水回りの調査内容

調査項目は、キッチン、浴室、トイレの排水の状態、水漏れの有無、配管の状態、苔やカビが生えていないのかを確認します。

床下の調査内容

調査項目は、シロアリの有無、カビや苔の様子、水漏れの有無、木材や金具などの腐食状況です。調査方法は、水平器を使用して傾きを測定することや、水分計を使用して木材にどれほどの水分が含まれているのかを確認します。ただし、床下の調査は追加費用が発生することが多いです。

天井裏の調査内容

調査項目は、破損、苔やシミの様子などです。調査方法は、天井裏に通じる穴から天井裏を覗いて確認します。天井裏に入って調査するときは追加費用が発生することが多いです。

バルコニーやベランダの調査内容

調査項目は、ひび、カビ。苔の様子、木材や金属材の劣化状況です。調査方法は、目視と手で触って確認します。

塀、フェンス、門の調査内容

一般的な調査では項目に含まれていませんが、調査を希望できます。基礎や外壁と同じく、目視、手で触る、打診棒で叩く方法で調査します。

ホームインスペクションにかかる費用

数万円以上の出費は必要です。内覧会に同行してくれることもあります。

一戸建ての場合

目視でできる調査の費用の相場は5~7万円です。目視では判断できない調査の費用の相場は6~12万円です。サービスを提供する会社や家の大きさにより費用は異なります。

マンションの場合

目視でできる調査の費用の相場は4~6万円です。基本的には目視では判断できない調査は行っていません。調査時間の目安は、70㎡程度の広さで2時間程度となっています。

内覧会同行サービスの場合

内覧会にホームインスペクターが同行して調査する場合も、一戸建てとマンションのそれぞれの費用の相場と変わりません。ただし遠方まで来てもらうときは交通費がかさむ可能性があります。

費用の内訳

ホームインスペクターの費用、交通費、調査機器の損料、報告書の作成などにかかる事務コスト、事務スタッフの事務コスト、広告宣伝費などとなっています。

ホームインスペクションの費用を支払うのは誰?

欠陥住宅のリスクから守るための制度を活用しましょう。

基本的には買主が支払う

費用負担は明確に決められていませんが、基本的には買主が支払うようになっています。この際、売主と利害関係が発生しない会社に調査を依頼しましょう。

まとめ

住宅診断には数万円以上の出費が必要となりますが、欠陥住宅に住むリスクと比較すると、住宅診断を受けておくほうがよいでしょう。欠陥住宅に住んで困るのは、そこに住む家族なので、そのようなリスクを未然に防ぐためにも、内覧会に同行してもらえるサービスを活用しましょう。また、注文住宅やマンションで生活していて年数の経過とともに劣化が気になってきた人も、住宅診断を受けてみましょう。診断後にリフォームについて考えられるようになります。住宅診断を受けるだけではなく、その結果を活用しましょう。

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