ホームインスペクションはお済みですか?住宅診断・検査で口コミ評判のいい東京の業者を比較して紹介しています!

ホームインスペクションの診断項目とは?当日の流れもあわせてご紹介!

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/11/14


東京でホームインスペクションを検討している方は、実施前に基礎知識をチェックしておくと安心です。今回は、ホームインスペクションの診断項目の内容や、行うメリット、当日の流れなどをまとめて紹介します。ホームインスペクションの内容は依頼すぐ業者によって変わるため、信頼できる業者へ依頼することをおすすめします。

ホームインスペクションの診断項目の内容

第三者目線で建物の状態を正確に診断するのが、ホームインスペクションです。ホームインスペクションとは、いってみれば建物の健康診断のようなもの。安全な部分とそうでない部分を見極め、危険な部分について補修・修繕する目的があります。建物はどのような検査項目で健康診断(ホームインスペクション)を受けるのでしょうか。具体的な診断項目についてチェックしてみましょう。

ホームインスペクションの診断項目(一戸建て)

一戸建て住宅の場合のホームインスペクションは、外回り・室内・床下・屋根裏や天井裏・設備の大きく5か所に分類できます。それぞれの箇所でさらに詳しく診断項目が分かれ、診断項目数は100項目を超えることも珍しくありません。たとえば住宅の外回りであれば、基礎・外壁・屋根・バルコニー・シャッター・雨どいなどそれぞれについて、ひび割れや欠損、破裂やハガレ、変色などが見られないかを、確認します。目視だけでなく、手や道具で触って確認できるところは、ほとんどの場合で触って確認されるのが一般的です。

ホームインスペクションの診断項目(マンション)

マンションのホームインスペクションは、診断項目が一戸建て住宅の場合とは異なります。マンションの場合は、住居内を含んだ専有部分・バルコニー(ルーフバルコニー)・玄関ポーチ・設備・そのほか共有部分の5か所に分け、それぞれをひび割れや欠損、破裂やハガレ、変色、傾きなどがないかをチェックします。住居内ではとくに、設備機器も含めて劣化状況やリフォームの必要性、防犯性なども診断されます。一戸建て住宅の場合と同じく、触って確認できるところが可能な限り触って確認されるのが一般的です。

実施するタイミングによって内容が変わる

ホームインスペクションをどのタイミングで行うかは、人や状況によってさまざまです。たとえば、ホームインスペクション業者が100項目の診断項目を設けていたとしても、ホームインスペクションを依頼するタイミングによっては、100項目すべてを診断できない場合もあります。

たとえば、建築途中でホームインスペクションをした場合は、タイミングによっては基礎の配筋や構造駆体の金物、断熱材や外壁下地の確認を非破壊で行うことができますが、建物が完成するとこれらは隠れて見えなくなってしまうため、診断はできなくなります。可能であれば、建築途中にタイミングをずらして複数回行えると、建物の状態がより正確に把握できます。

ホームインスペクション業者によって内容が変わる

ホームインスペクションは、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(JSHI)が定めた診断項目を参考にして行われることが多くありますが、より細かく診断項目を設けているホームインスペクション業者もあります。誰が(資格の有無)、どのような内容で、どのくらい診断するのか、診断手段などをチェックして、信頼できるホームインスペクション業者へ依頼することが大切です。実績や内容、口コミなどを比較しながら依頼先を探すことをおすすめします。

ホームインスペクションを行うメリット

住宅を購入する際に、忘れてはいけないことがホームインスペクションです。ホームインスペクションを行なうことは、住宅の売主・買主双方にとってメリットがあります。ホームインスペクションは、なぜ住宅売買の際に必要とされるのでしょうか。それぞれの立場から考えられるメリットを解説します。

売主が得られるメリット

住宅の健康状態に自信がないとき、売り主はホームインスペクションをすると住宅が売却されにくくなるのでは?と懸念することがあります。確かに、内容によっては修繕費としてまとまった費用が必要になったり、大幅値下げを求められたりする可能性もあります。

しかし、デメリットばかりではありません。住宅の状態がよい場合は、結果を査定価格に反映させられたり、早くに売却ができたりすることも。住宅の状態を正確に買主に伝えることで、後々のトラブルを防ぐことにもつながります。

買主が得られるメリット

ホームインスペクションは買主にとって、デメリットといえば検査費用がかかるくらいで、メリットがとても大きいのがポイントです。新築・中古を問わず、気になる物件の状態を正確に知ることができ、購入後、その住まいに住む際も安心して生活できます。万が一、瑕疵が見つかった場合も、修復してから引き渡しを依頼したり、価格の割引交渉したりすることなどが可能になるケースも。自身で修復することになっても、事前に資金計画が立てられるなどのメリットもあります。

ホームインスペクションを行う当日の流れ

ホームインスペクションをしたことがない方は、どのような流れで進められるのか不安になるかもしれません。ホームインスペクションの流れは、診断を依頼する業者によって異なります。ホームインスペクションを依頼する業者は、自分で探すこともできますが、不動産仲介業者を通して探すケースもあります。いずれにせよ、信頼できる業者へ依頼することが重要です。

有資格者でホームインスペクションの経験が豊富な人材に依頼できればベストです。インスペクション費用は、先払いで支払うケースが一般的です。価格と支払うタイミングを事前に確認しておくと安心です。買主が依頼する場合は、ホームインスペクションが行われる当日に立ち会ってもよいでしょう。売主が依頼する場合は、事前に必要書類を用意したり、スムーズに診断が進むよう、室内の整理をしたりします。

診断当日は、物件でホームインスペクション業者と挨拶を済ませたら、外回り→室内→設備→屋根裏→床下など細かな部分まで、触れるものはすべて触り、屋根裏や床下などは、排気口や点検口などから実際に入って診断します。診断後は、報告書を受け取り、修繕が必要な部分が見つかれば売主・買主双方で話し合うのが一般的です。

まとめ

住宅の健康診断ともいえるホームインスペクションですが、売主・買主双方にメリットがあるため、住宅の売買の際には取り入れるのがおすすめです。初めてホームインスペクションを行なう場合は、流れや必要性が分かりにくいかもしれません。実績豊富で信頼できるホームインスペクション業者を探し、不安な点は事前に確認しておくことをおすすめします。ホームインスペクションを取り入れて、売主・買主ともに納得できる売買を目指しましょう。

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